Morzart Symphony Orchestra
モーツァルト・シンフォニー・オーケストラ

  (第18回演奏会)
   


 
東京・王子に生まれ、湘南・鵠沼で育つ。13歳よりクラリネットを始め、平井哲三郎氏に手ほどきを受ける。ピアノを山岡優子氏、作曲を三枝成彰氏に師事。
東京芸術大学を経て1976年同大学院修了。安宅賞受賞。その間、北爪利世、千葉国夫、三島勝輔の各氏に師事。
卒業後、村井祐児氏およびオーケストラ・ザルツブルグ講習会にてR.イェッテル教授に教えを受ける。
東京交響楽団首席奏者を経て、1983年NHK交響楽団入団。1988〜89年ベルリンに留学、ベルリンフィル首席奏者:A.ブラントホーファー氏に師事。
首席奏者としてのオーケストラ活動に加えソリストとしても、2003年N響定期公演でのニールセンの協奏曲(指揮H.プロムシュテット) をはじめ、N H K 交響楽団、東京交響楽団、東京フィルハーモニー交響楽団、ポーランド・ポモルスカ交響楽団等と協演。(モーツァルト、ウェーバー、ドビュッシー、ヒンデミット他) 国内外各地にて多くのリサイタルを行う。2008 年N 響での長年にわたる首席奏者としての功績が認められ有馬賞受賞。2009 年6 月同団を退団しソロ活動開始。愛知県立芸術大学講師、東京藝術大学講師等を歴任。現在東邦音楽大学特任教授。リサイタル、室内楽、オーケストラ客員、CD制作等、クラリネットソリストとしての活動の他、シューマン/ブラームス研究、指揮、作曲、と幅広く活躍。
主なCD 『エレジー(フランス小品集)』2001、『インテルメッツォ(シューマン小品集)』2006、『ブラームスクラリネット五重奏曲』2007、『コンチェルティーノ(ドイツ小品集)』2011、等多数。
主な作品 『3つのクラリネットのための5つのミニアチュア』1970、『木管五重奏とピアノのためのきらきら星“変装”曲』1992、『クラリネットソロのためのメタモルフォーゼン』1996、『立原道造の詩による女声合唱のための3つの優しき歌』2007他多数。
なお2005年東京多摩で開催された国際クラリネット協会での『シューマン/ブラームス研究発表』の一部は現在世界的『定説』となっている。日本を代表するクラリネット奏者の一人。

  (2012年3月時点)
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