モーツアルト・シンフォニー・オーケストラは2003年に結成され、
同年6月29日に第1回の演奏会を開きました。
メンバーは、「モーツアルトの交響曲を全て演奏したい」という私の夢に賛同してくれた友人達です。
そして私の長年の尊敬する同僚である深山尚久氏をコンサートマスターとして招き、
以後演奏面での中核としてこのオーケストラの顔となりました。
交響曲を演奏するにあたって、モーツアルトの一生に沿って時代順に取り上げる事としました。
作品だけではなく、モーツアルトの生涯をつぶさに振り返るのも大事な目的でしたから、
プログラムにはその生涯を追いかける伝記を掲載しました。
知らぬ人の無い晩年の名作と違い、滅多に演奏されない初期の作品に触れるのは、
とてもワクワクする経験でした。
当初このオーケストラは全交響曲を演奏し終えたら解散する予定でした。
しかし5年10回に渡るモーツアルトとの日々はオーケストラを成長させ、
さらなる旅へと新たに船出する事を決意させました。
新たな夢。
それはモーツアルトの全管弦楽作品を演奏したいという途方もないものです。
生きている内に達成なるか否か、神のみぞ知る所ですが、
心機一転モーツアルト・シンフォニー・オーケストラは、
まずはセレナーデ、ディヴェルティメントと管弦楽器の協奏曲の全曲演奏を目指します。
あなたの知らないモーツアルトの顔を求めて、どうぞご期待下さい。
末廣 誠/指揮者

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